よっぽどスゴイギターを愛用してるかと思われるかもしれませんが意外と「フツー」70年代製　【モーリス　スペシャルW35】です好きすぎて、スペアまで買っちゃいました、今回「それ」出品しますモーリスのギターづくりは基本に忠実「生真面目」その愚直さは「50年」経って証明されてます70ｓ ヤマハFGに頻繁にみられるネック反り、元起き、白濁、組み立て不良などはWではその1/3ぐらいしか見当たりません新品ピカピカの状態では、わからなかった材そのもの品質、充分な乾燥、木取りの仕方など、地道な基本的な部分にコストを惜しまなかったのですモーリスの制作陣に敬意を捧げます量産品であれ、心のこもった個体の中には「大化けする」ものがあります量産品の日産GTRで、フェラーリをぶっちぎるようなものですモーリス　スペシャル上級モデルは、当時の高級機専門メーカーSヤイリ製カタログ番外商品なので細かい仕様について正式な資料は残ってません「スペシャル」の名に恥じず良材と共に、精度の高いペグ、3ピースバック、貝調のバインディング、トースティなピックガードの豪華仕上げ、ちょっと「謎」めいて、モーリスファンにとっても、憧れの存在「この個体」ネックはストレート音色を考えて弦高は2.3mm程度に調整してますが、まだ下げられそうですほんの微かに、写真に写るかどうかのレベルの薄く小さな白濁が見られる　写真枚目ペグはひとつカバーが外れてます70年代中級機の、ペグは精度がずば抜けていて今の時代の10万クラスについてるものと同等ですぜひこのまま使ってくださいこれが「アコギの魅力」です・弾き下ろした時の鉄弦のジャラーンとした音の広がり・単弦の輪郭がクッキリしながらも、耳に痛くないやさしい音・耳をすますと、ほんのり聞こえるナチュラルリバーブライブでの使う場合最も手っ取り早い、マグ式ピックアップとの相性ビルローレンスFT145で試しました、「いい感じ」ですJ160にも見られるように、マグ式って「合板ギターの方が」いい音色で鳴ることが多いですエレアコ化によいボディは、最近のドンシャリではなく中音にピークがあり、高音から低音へなだらかな山をもちライブ時での、極端なイコライズが必要ないバランスのよさまさに「これ」です