ケース内部に1893（約130年前）を示す彫刻があります。ため息の出るほど素晴らしい出来栄えです。本当に驚く品質です。現代でオーダーメイドしたらとんでもない金額になりそうだと感じます。年代物の懐中時計を扱い慣れていない方は、アンティークのアナログ時計を扱う際には、十分注意してください。往々にして現代の時計のように、時間に正確さを求めたり、手荒に扱ってしまう方がいらっしゃいますが、現代の量販されている時計のように、一度や二度落としても大丈夫！という代物ではありませんし、日に数分ずれる時間を、日々合わせつつネジを巻きつつ使っていく、竜頭はゆっくり丁寧に、順方向に時間合わせ、ネジ巻き時もゆっくり程よく、いたわるように扱わないといけないのが年代物の機械式時計です。決して高速にぐりんっ！！っと竜頭を手早く回して時間合わせやねじ巻きをしないでください。落ち着いてゆっくりお願いします^_^機械式時計は超小型のメカが詰まったものなので、不具合があっても自分で分解しようと思わないで、時計屋さんにみてもらいましょう。年代物の機械式時計は手間がかかる分、大切に扱いたくなりますし、扱う際の自分自身の行動も落ち着いた動作を教えてもらえる、そういう魅力があります。American Walthamの品で、ハンターケースの出来栄えも上物です。金欠のため、泣く泣くコレクションを放出します。文字盤を覆うガラス（風防）がむき出しになっているのが通常の懐中時計の当たり前でしたが、乗馬をしながら狩猟をするハンターの落馬などのアクシデントでも耐えられるよう、文字盤のガラス上部を覆うケースが普及し、ハンターケースと呼ばれるようになりました。多くを語らなくても写真をご覧いただければわかるとおり、奇跡的に文字盤の割れもなく、動作する、なかなか見つからない良いコンディションのお品です。■大変な年代物ですので、ご不明な点はご購入前に必ず質問ください、購入後に不具合や不明点を理由にクレーム・キャンセル・返品はご遠慮ください。通常使用における使用感はあると思いますので写真にて程度をご確認ください。ご購入いただいた時点で上記条件にご同意いただいたものといたします。